楽天・則本、力投&絶叫で自身の連敗5で止めた 14日再び貯金復活のチームは逆転2連勝

[ 2022年8月16日 20:46 ]

パ・リーグ   楽天2-1日本ハム ( 2022年8月16日    札幌D )

<日・楽17>6回、古川裕をを空振り三振に仕留め雄叫びをあげる則本(撮影・高橋茂夫)
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 楽天の則本昂大投手(31)が16日の日本ハム戦(札幌D)に先発。7回1失点の力投で、6月28日のオリックス戦以来となる白星で7勝目を挙げ、自身の連敗を5で止めた。

 前回9日のオリックス戦(京セラD)は守備のミスが絡んで初回に失点。5回4失点と粘り切れず黒星先行の7敗目を喫した則本だったが、この日も先制点を許してしまう。初回、簡単に2死までこぎつけながら、3番・近藤への初球を左翼スタンドに運ばれてしまった。

 それでも立ち直りを見せると4回、女房役がエースを援護する。2死に、三塁で打席には太田。追い込まれながらも内角の変化球を左翼線に運ぶ。走者2人を還す逆転二塁打に、太田は笑顔で一塁側ダッグアウトに右拳を上げた。

 1点のリードを得た則本は危なげない投球が続く。本塁打を浴びた近藤には6回、8球粘られ右前打を許すも、後続は断つ。2死二塁、古川裕を空振り三振に仕留めた場面では雄叫びを上げた。

 若手が並ぶ日本ハム打線相手に、貫禄を見せつけた背番14は7回105球でお役御免。8回は西口、9回は守護神・松井裕が1点差を守り抜いた。チームは2連勝。貯金最大18が底をつく史上初の屈辱を味わったチームが、混パの主役に返り咲くべく再び勢いに乗り始めた。

 ▼楽天・則本 (6月28日以来の白星に)ホッとしてます。体の状態が100%に近い状態に戻ってきたので、自分らしい投球ができたと思う。(勝てなかった)2か月、迷惑しか掛けてなかったので、残り試合取り返せるように頑張ります。

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