代役組またも一発!遊撃手の広島・矢野がうれしいプロ初本塁打「必死にいきました」

[ 2022年8月16日 18:50 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2022年8月16日    マツダ )

<広・中>2回、2ランを放った矢野は森下(左)と笑顔でタッチを交わす(撮影・岡田 丈靖) 
Photo By スポニチ

 広島の矢野雅哉内野手(23)が、16日の中日戦でうれしいプロ初本塁打を放った。

 この日は正遊撃手の小園がコロナで離脱。矢野は1軍に昇格し、即「8番・遊撃」でスタメン出場すると、2-0の2回、1死二塁で中日・柳のカットボールを右翼席へ運ぶ1号2ラン。リードを4点に広げる値千金弾を放ち、うれしさのあまり、飛び跳ねるようにダイヤモンドを一周した。

 「必死にいきました。良い反応で打つことができて、ホームランになってよかったです」

 この日は佐々岡真司監督をはじめ、菊池涼、小園、野間ら主力、球団スタッフ3人を含め計11人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、試合前練習に参加していなかった島内など7選手を緊急昇格させるなど対応に追われた。

 そんなチームの“不安”を吹き飛ばすように、初回には代役1番の堂林が先頭打者弾を放ち、さらに矢野も大きな仕事を果たした。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月16日のニュース