明豊 主将でエース・江藤が体調不良から復帰し先発 惜敗も悔いなし「とても広く大きな舞台」に感謝

[ 2022年8月16日 04:03 ]

第104回全国高校野球選手権大会・第10日3回戦   明豊2―5愛工大名電 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<愛工大明電・明豊>敗れた明豊ナイン  (撮影・成瀬 徹) 
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 17年以来の8強進出はならなかった。愛工大名電の左腕・有馬伽久(3年)に6安打2得点に抑えられ、明豊の川崎絢平監督は「低めにくるチェンジアップの対応に苦労した。攻略するのが難しかった」と振り返った。

 大分大会の初戦で救援登板して以降、体調不良で登板がなかった左腕・江藤隼希(しゅんき)主将(3年)が先発し、2回を2安打1失点。背番号1の抜けた穴を野村颯太(3年)らがカバーし、甲子園で復帰を果たせた江藤は「とても広く大きな舞台だと思いました。今までの投球を思い出してマウンドに上がりました」と万感の思いで腕を振った。

 最後の夏に甲子園で3試合を戦い「全員でやりきることができて成長できました」。主将とエースの重責を担った男は、笑顔で聖地に別れを告げた。(柳内 遼平)

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2022年8月16日のニュース