巨人・桑田コーチ 菅野6敗目も「ナイスピッチング」と称える あとは「試合勘だけ」

[ 2022年8月16日 22:02 ]

セ・リーグ   巨人1―3DeNA ( 2022年8月16日    横浜 )

<D・巨>5回、厳しい表情でベンチに戻る菅野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の桑田真澄投手チーフコーチ(54)はDeNA戦(横浜)で今季6敗目(6勝)を喫したエースの菅野智之投手(32)について「ナイスピッチング」と称えた。

 菅野は新型コロナウイルス陽性から復帰し、29日ぶりの1軍マウンド。初回にわずか5球で先制を許すと、1―1で迎えた5回、ソトに勝ち越しの11号ソロを喫するなど2点を奪われた。6回6安打3失点。74球を投げてMAX152キロという内容だった。

 桑田コーチとの一問一答は以下の通り。

 ――菅野の投球を振り返って

 「僕はすごいナイスピッチングだと思いますね。6回3失点、まあゲームをつくってね。ただ、1カ月ぶりということで試合勘ですよね。初球の入り、入る感覚だったり、追い込んでからランナーがどこにいてとか、そういう試合勘がちょっとまだ呼び戻せてなかったというかね。そこだけですね。まあストレートも良かったですし、変化球もすごい良かったので。きょうは球数が80球目指していこうということで、74球ですかね。よくテンポよく投げてくれたと思います」

 ――2軍戦登板から中4日での登板はエースとしての期待から?

 「そうですね。それと本人とも話し合いをして、中4日でいけるということで、ここで合わせてくれたので。これでコロナ復帰選手がだいたいそろってきたのでね、ここからまたさらに投手陣頑張って一つになって頑張っていけたらと思います」

 ――直球が152キロ。状態が上向いていく兆しが見えてきていると捉えて良いのか

 「まあ、あの、いつも20代の頃のようなピッチングはできないのでね。智之も(10月で)もう33ですか。33らしく投げていけば僕はいいと思うので。毎年少しずつ年齢も重ねていくわけで、その年齢にあったピッチングをしていくということはすごく大事だと思うのでね。そういった意味では今日はストレートも良く、変化球も非常に良かったと思いますね。あとは何度も言うように試合勘だけですよね。良かったと思います」

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2022年8月16日のニュース