16打席ぶり安打の阪神・佐藤輝「目の前の1打席をがむしゃらに」 6番降格に井上ヘッド「苦肉の策」

[ 2022年8月16日 22:06 ]

セ・リーグ   阪神3-5ヤクルト ( 2022年8月16日    神宮 )

<ヤ・神>7回無死、佐藤輝は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・佐藤輝は5月7日から74試合続けて務めていた4番を外れ、6番に入った試合で14試合ぶりのマルチ安打を放った。

 「しっかり、思い切り振り抜くだけだと思って打席に入りました。もっと打てるように、チームが勝てるように、目の前の1打席をがむしゃらにやっていくだけです」

 4回2死走者なしで1ボール1ストライクからヤクルト・高梨の直球を仕留め、あと少しでスタンドインかという打球は左中間フェンスに直撃する三塁打。8月11日DeNA戦の2打席目に中前打を放って以来、16打席ぶりにHランプを灯すと、7回先頭でもヤクルト2番手・梅野の初球を捉えて中前打。7月30日ヤクルト戦以来、14試合ぶりのマルチ安打とした。

 8月の月間成績は試合前まで打率・103(39打数4安打)、0本塁打、5打点と低迷。井上ヘッドは打順変更について「気分転換をさせる余裕はないし、(この日4番を打ったロハスと)確率が高いのはどっちなんだと考えた上での(決断)。3番(近本)、5番(大山)とある意味固定してきたメンバーがいないわけだから、苦肉の策でこういう方がいいかなという形で(打線を)つくった」と説明した。

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2022年8月16日のニュース