【甲子園】先制V打の九州学院・村上慶「調子はものすごく良い」兄・宗隆から「ナイバッチ」のLINE

第104回全国高校野球選手権大会・3回戦   九州学院4ー0国学院栃木 （ 2022年8月16日    甲子園 ）

＜九州学院・国学院栃木＞8回無死一塁、失策を犯した瀬井（左）の頭をなでる九州学院・村上慶（撮影・北條　貴史）　
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　九州学院（熊本）が国学院栃木（栃木）に勝利し、2010年以来12年ぶりの8強進出を決めた。

　ヤクルト・村上宗隆の弟で4番の村上慶太（3年）は初回2死二塁から中前に先制打。甲子園初打点となる一打が決勝打となり、チームを勝利に導いた。「勝てたことが一番嬉しいです。タイムリーは直江が調子が上がっていない状態だったので、楽にさせようという気持ちで打席に入りました」と2年生エースを勇気付け、喜んだ。

　8回の第4打席は冷静に四球を選んでチャンスメーク。後続のタイムリーにつなげ、貴重な追加点を呼び込んだ。

　初戦の帝京五（愛媛）戦は2本の長打、この日は決勝打という活躍に「調子はものすごく良い状態です。センターから左に打球が飛んでいるので良いと思います。次も打点を挙げて貢献したい」と誓った。

　兄・宗隆からは初戦の後に「ナイバッチ！次も頑張れ」とＬＩＮＥが届いたといい、兄と同じ4番打者として次戦もチームを勝利に導く。