レンジャーズ傘下3A・有原　今季初先発へ　日本時間17日アスレチックス戦

有原航平（AP）
Photo By ＡＰ

　レンジャーズ傘下3Aラウンドロックの有原航平投手（30）が16日（日本時間17日）の本拠地アスレチックス戦で今季初先発することが決まった。15日（同16日）、ワシントンで有原の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が明かした。

　ウルフ氏は「航平（有原）は明日、メジャーの試合で先発する。我々は本当に興奮している。彼は信じられないほどに努力を重ねてきた。普通なら諦めていたかもしれない」と明かし「だが航平は違った。航平は戦い続けた。最近3回の（マイナーでの）登板は素晴らしかった。彼はいくつかやっていることを変えた。まだ発表はされていないと思うが、明日のアスレチックス戦で先発する。いい投球をしてくれることを期待している。たとえそうでなくても、他チームが見て彼にチャンスを与えてくれることを期待している。私はレンジャーズが彼をキープしてくれることを望んでいる」と語った。

　レンジャーズは15日、クリス・ウッドワード監督を解任し、残りシーズンはトム・ビーズリー三塁コーチが監督代行を務めると発表した。

　有原は21年に日本ハムからレンジャーズ入りし、昨季は右肩動脈瘤（りゅう）の手術を経験。10試合の先発で2勝4敗、防御率6・64で9月にメジャー出場が前提の40人枠から外れた。その後は傘下3Aラウンドロックに所属。今季は18試合に登板し、3勝6敗、防御率4・88だった。