【甲子園】聖光学院・斎藤監督 打線の爆発は「予想以上」初のベスト4へ「挑戦しがいがある」と気合

[ 2022年8月16日 16:17 ]

第104回全国高校野球選手権大会・3回戦   聖光学院8ー1敦賀気比 ( 2022年8月16日    甲子園 )

<敦賀気比・聖光学院> 5回2死三塁、生田目の中前適時打に拍手する聖光学院・斎藤監督 (撮影・後藤 大輝)
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 聖光学院が14安打8得点と猛打で敦賀気比に圧勝。6年ぶりに8強へ駒を進めた。

 斎藤智也監督は爆発した打線に「予想以上。うちの選手の奮闘ぶりにびっくりするぐらい。よくバットを果敢に振っていってくれました」と目尻を下げた。

 相手先発の好投手・上加世田頼希(3年)の対策として「投げ訳がすごく上手い投手と分かっていたので、難しいボールは手を出さずに甘く入ってきたボールを全部反応しないと攻略できない。球種まで絞ることは要求しないで、あくまでも甘いコースのボールは全部捕まえると。どんどん積極的にと指示は出していました」と攻略法を明かした。

 7回1失点と好投した先発・佐山未来(3年)についても「初回の無死一、三塁のピンチを乗り切ったのが非常に大きかった。合わせて7回も1点もあげなかった。一、三塁でことごとく踏ん張るシーンを見てきてるが、あそこは守り全体で我慢したのが今日の試合のポイントだったと思う」と振り返った。

 聖光学院はこれまでベスト8が最高成績で、4強入りは一度もない。それでも日大三、横浜と強豪校を倒してきただけに「初物尽くし。北信越勢にもずっと分が悪いので、今日の試合も試金石と思っていた。初物尽くしが2つ3つ揃ってきているわけで、挑戦しがいがありますね」とニヤリと笑い、同校初となる4強へ気合を入れた。

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2022年8月16日のニュース