7連敗の阪神・矢野監督「何とかしないと、と思っているけど形にならない」 大山らは最短で19日復帰

[ 2022年8月16日 22:37 ]

セ・リーグ   阪神3-5ヤクルト ( 2022年8月16日    神宮 )

<ヤ・神>ヤクルトに敗れ、球場をあとにする矢野監督(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 9回の反撃も及ばず7連敗となった阪神・矢野監督は「何とかしないと、とみんな思ってやってくれているんだろうけど、形にならない」と言うしかなかった。コロナ禍で大山、近本、中野ら主力欠く厳しい戦いが続く。大山、中野はこの日の練習に参加したが「10日間何もやってない。最短で金曜日から呼びたいなと思ってるけど」と、見通しを明かした。

 以下、一問一答

 ―9回の粘りは明日以降につながる
 「まあ、そうしたいけど。同じような試合展開でやられているんで。うーん、何とかしないと、とみんな思ってやってくれているんだろうけど、形にならないと」

 ―青柳の状態は
 「もちろん、ローテーションで投げてきたらそういう蓄積っていうか、そういうものもあるし。逆に対応されるというのもあると思う。ここをもう1回乗り切るというのが、ヤギ自身のレベルを上げることになるから。疲れがたまってくるというのと、向こうの攻略というのがちょっとタイミングが合っちゃっている感じはするけど、でも、ミスがもったいないよね」

 ―2回の守りから
 「今はね、すごい打線が活発で点取れるかっていうとそんな状況じゃないんで、最小失点でなんとか乗り切るっていうね、ところをチーム全体でやっていかないと、最後も追い上げて結局追いつけないってことにもなるし、それが理由で追いつけなかったっていうのももちろんよくないけど、そういうところも」

 ―佐藤に関しては今日六番でスタメン。長打も出ていい部分が出た。
 「まあまあいい悪いわね、もちろんシーズンの中でずっとあるし、その中で修正してこうやってやっていくっていう、そういう2本のヒットになればいいけど。今日の練習でもいい形で打ってたなと思うんで、きっかけにしてもらえたらいいと思います」

 ―京セラでも話をしていた
 「悪いというのは誰だって分かる。それをどうしていくかの方が難しいんで。どうしようかっていうのも分かってるけど出来ないときもあるしね。でも、そういう時間を短くしていくことが安定した成績を残していくっていうこれからの輝の課題になってくると思う。気づいたことは伝えるようにはしているけど」

 ―ロドリゲスの交代はケガでは
 「ぜんぜん」

 ―試合前に大山、中野、北條が合流。状態は
 「いやいや10日間何もやってないのにさ、いきなりゲームっていうわけにはいかないし。一応、明日、明後日、鳴尾に戻ってシートバッティングやって最短最短で金曜日から呼びたいなと思ってるけど。まあ北條に関してはもうちょっと。悠輔と中野のに関しては、そういう感じかなと思っているけど。まあそれも本人たちがやってみてどうかってということが見えないと。そこら辺は話し合いながらだと思います」

続きを表示

2022年8月16日のニュース