代役1番の広島・堂林 初球を見事に先頭打者弾!5回にも追撃弾 コロナ禍チームの“不安”吹き飛ばす

[ 2022年8月16日 19:55 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2022年8月16日    マツダ )

<広・中>初回、初球先頭打者本塁打を放った堂林はナインの出迎えを受ける(撮影・岡田 丈靖) 
Photo By スポニチ

 広島の堂林翔太内野手(30)が、16日の中日戦で先頭打者弾を放った。

 不動の1番打者だった野間をコロナで欠いた打線。代役1番に入った堂林がいきなり役割を果たした。

 初回、先頭で打席に入ると、中日先発・柳が投じた初球の142キロ直球を、左中間席へ運ぶ6号。打った瞬間にそれと分かる当たりで、堂林もゆっくりと歩み始めた。

 「打ったのはストレート。初球から思い切りいきました。しっかり捉えることができました。先制点につながってよかったです」

 この日は佐々岡真司監督をはじめ、菊池涼、小園、野間ら主力、球団スタッフ3人を含め計11人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、試合前練習に参加していなかった島内など7選手を緊急昇格させるなど対応に追われた。そんなチームの“不安”を吹き飛ばす一発となった。

 さらに4-0の5回にも、柳からこの日2本目のアーチ。リプレー検証を経たが、本塁打は変わらず「打ったのはストレート。切れずにホームランになってよかったです」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月16日のニュース