【甲子園】浜田 終盤の反撃も及ばず 24年ぶり8強ならず

[ 2022年8月16日 10:13 ]

第104回全国高校野球選手権大会・3回戦   浜田3-9下関国際 ( 2022年8月16日    甲子園 )

<浜田・下関国際>浜田の先発・波田(撮影・岸 良祐)
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 浜田(島根)は投打で持ち味を出し切ることができず、ソフトバンク・和田毅を擁した1998年以来、24年ぶりの8強進出はならなかった。

 先発の左腕・波田瑛介(2年)が下関国際(山口)の強力打線に立ち上がりを捉えられ、3回6安打6失点降板。試合の主導権を握られると、打線も相手先発・古賀康誠(3年)に苦戦。0-9の7回には波田の左越えソロ、押し出し四球などで2点を返したが、大量得点差をはね返すことはできなかった。

 同校は島根大会後、新型コロナウイルスの集団感染が判明。今月3日の組み合わせ抽選会は欠席し、大会第8日からの出場となる異例の措置を受けた。メンバーの大半が感染したため、関西入りまでは、自宅でのトレーニングが中心。全体練習もままならない状態で初戦に臨んでいた。

 それでも初戦の有田工(佐賀)戦では接戦を勝ち切り、3回戦に進出。8強にこそ手は届かなかったが、培ってきたチームワークは存分に示し、さわやかに聖地を去った。

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2022年8月16日のニュース