海星・宮原 131球力投も無念 相手エース山田に脱帽「投手としてもバッターとしても凄い」

[ 2022年8月16日 04:05 ]

第104回全国高校野球選手権大会第10日・3回戦   海星1―7近江 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<近江・海星>7回、近江・山田(手前)に満塁弾を浴びた海星・宮原はがっくりと肩を落とす(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 海星のエース宮原明弥(はるや、3年)はぼう然と白球を見送った。1―2の7回2死満塁。この日の131球目、高めの直球を近江の4番・山田陽翔に捉えられた。左中間に満塁弾を運ばれ、無念の降板。76年以来の8強入りはならず、宮原は「(山田は)投手としてもバッターとしても凄いなと思った」と脱帽した。この回を含めて3失策と守備が乱れたが、宮原は「自分がカバーできなくて悔しい」と言い訳にしなかった。

 2回に牧真測(まひろ、3年)の右前適時打で先制したが、打線はその後にあと一本が出ず、山田を攻略できなかった。加藤慶二監督は「(山田は)スター性を持ってると思います。メンタルも強いし、勝負どころでいいボールを投げる」と相手を称えた。

続きを表示

2022年8月16日のニュース