【甲子園】涙、涙の敦賀気比・上加世田「渡辺ともう組むことはないかもしれない。感謝している」

[ 2022年8月16日 17:09 ]

第104回全国高校野球選手権大会・3回戦   敦賀気比1ー8聖光学院 ( 2022年8月16日    甲子園 )

<敦賀気比・聖光学院> 試合に敗れ、涙を流す敦賀気比・上加世田(中央) (撮影・後藤 大輝)
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 敦賀気比(福井)は聖光学院(福島)の猛攻を受け、完敗。昨夏に進んだベスト8進出はならなかった。

 先発・上加世田頼希(3年)が初回、相手3番・安田淳平(3年)に先制打を浴びると、1-1の3回には勝ち越し2ランを被弾するなど、3回途中4失点で降板。5回に再びマウンドに上がり、安田を右飛に打ち取ったものの、6回からは背番号10・清野仁楽(3年)に後を託し右翼を守った。

 打者としても4番を打つ上加世田だが、6回1死一塁で二ゴロ併殺に倒れるなど、4打数無安打と快音は響かなかった。

 ▼敦賀気比・上加世田頼希(試合後の号泣に)一緒に切磋琢磨してきた渡辺(捕手)、春山(主将)が泣き崩れるのを見たら、涙が止まらなくなった。渡辺と中学から6年間バッテリーを組んできた。渡辺がいたから、ここまでやれた。もうこれで組むことはないかもしれない。感謝している。甲子園で終われて良かった。(監督は上加世田を育てられなかったのは私の指導力不足と発言したが)成長できなかったのは自分の意識不足。監督のせいじゃないです。進路はまだ考えていません。

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