聖望学園の岡本幹成監督が退任、総監督に 37年間同校を指導、今夏は13年ぶりに甲子園導く

[ 2022年8月16日 20:22 ]

聖望学園・岡本監督
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 夏の甲子園に13年ぶりに出場した聖望学園(埼玉)の岡本幹成監督(61)が退任することが16日、分かった。37年にわたって同校を指導し、春夏通算5度の甲子園出場を果たして08年選抜は準優勝に導いた。今夏は2回戦で大阪桐蔭に敗れたが、1回戦では能代松陽(秋田)を下して夏は03年以来19年ぶりの勝利を挙げ「甲子園で一つ勝たせてもらって財産になった」と話した。後任にはコーチの宮崎広春氏(40)が就任する。

 岡本氏は桜宮(大阪)から東北福祉大を経て、24歳で聖望学園の監督に就任し、元阪神の鳥谷敬氏(41)らを育てた。今後は総監督として野球部に携わる方針で「最後に甲子園に連れてきてもらって、選手には感謝したい」と語った。

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