コロナ激震の広島 森下2戦連続完封&堂林2発であっさり完勝 監督代行河田ヘッドに白星プレゼント

[ 2022年8月16日 21:01 ]

セ・リーグ   広島5-0中日 ( 2022年8月16日    マツダ )

<広・中>7回、土田を投ゴロに抑え野手に向かってポーズする森下(撮影・岡田 丈靖) 
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 広島が16日の中日戦に5-0と勝利。投打で快勝し、連敗を2で止めた。チームは佐々岡監督をはじめ、菊池涼、野間、小園ら主力選手がコロナ陽性で離脱するピンチだったが、感じさせない強さを見せた。

 初回、野間に代わって1番に入った堂林が初球を先頭打者弾。チームに勢いをもたらすと、2回には小園の代役遊撃手・矢野にプロ初アーチも飛び出した。さらに5回、堂林がこの日2本目となるアーチを左翼席へ運び、先発の森下を援護した。

 森下は、明大の先輩でもある柳と、通算4度目の投げ合い。序盤3回までは毎回、得点圏に走者を進められるなどピンチの連続だったが、これを乗り切るとエンジンが掛かった。7回の2死一、二塁もしのぎ、ついに9安打1四球で完封勝利。前回9日のヤクルト戦では自身490日ぶり3度目の完封を果たしたが、これで2戦連続完封で2年ぶり2度目の2桁勝利も決めた。

 打線も2桁安打を放つなど投打で圧勝。監督代行を務めた河田雄祐ヘッド兼外野守備走塁コーチに“1勝”をプレゼントした。

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