八王子学園八王子のプロ注目の右腕・星野　打者2人を6球で料理！打っては1安打1打点

第104回全国高校野球選手権西東京大会・2回戦   八王子学園八王子12－2都東村山西 （ 2022年7月11日    スリーボンド八王子 ）

＜東村山西・八王子学園八王子＞5回、2番手で登板した星野（撮影・藤山　由理）
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　スタンドの視線が集中した。八王子学園八王子のプロ注目の最速148キロ右腕・星野翔太（3年）が、5回からマウンドへ。打者2人をわずか6球、三振と左飛で試運転を終えた。

　最速148キロを誇るが、これまでは安定性を欠き「ボールが高く浮いてしまっていた」という。安藤徳明監督の助言で軸足のかかとをややプレートにかけるように変更。右足とともに左肩の開きを抑えるフォームに修正し「内股にするイメージで、ボールが真ん中にまとまるようになった」とした。視察したDeNA・欠端光則スカウトは「どういう成長をして、どう能力があるのかを見極めているところ」と将来性に期待した。

　「4番・右翼」で出場し、打っては1安打1打点で5回コールド初戦突破に貢献。打者では「50点」としたが「感覚良く終われた」と投打の柱が手応えを手にした。（藤山　由理）