敗血症公表の北別府学さん「皆さん、ただいまです」65歳誕生日に先月23日以来自身でブログ更新

[ 2022年7月12日 15:05 ]

北別府学氏
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 敗血症を患っていることを公表した野球解説者、北別府学さん(65)のブログが12日に更新され、自身の65歳の誕生日に「ただいまです」と記し、「また、一つ山を越えることが出来たようです」と現況を報告した。北別府さん自身がブログを更新するのは6月23日以来。

 北別府さんは「皆さん、ただいま」と題しブログを更新。「皆さん、ただいまです また、一つ山を越えることが出来たようです」と現況を報告するとともに、「週末、2人の兄が鹿児島から逢いにきてくれました!そして本日、無事に65回目の誕生日を迎えることが出来たこと 家族、友人達、仕事関係の皆さん、そして応援してくださる皆さんに心より感謝します」と65歳の誕生日を迎えた心境を伝えた。

 8日に安倍晋三元首相が銃撃を受け亡くなったことにも触れ「私は病床で安倍元総理の訃報を知りましたが、偉大な方を失った事の衝撃は辛く重すぎる出来事でした。心よりご冥福をお祈りします。元気になったら暴力では何も解決しないことを訴えていかなければと思う次第です」とつづった。

 自身による前回の更新となった6月23日には「体調不良だったり、この先を思ったりあーー!と叫びたくなる事もあるけれど検査に行く時など幼い子や高齢の方も頑張っている姿が見えて私も頑張らねば、と思う次第です」と記し、これを最後にブログの更新がストップ。同28日に妻の広美さんが代筆する形で「先日より体調が悪く、食事を摂る事もあまり話しも出来ない状態となっておりました。感染症からくる敗血症だそうです」と現在の病状を公表していた。その後、今月4日に6日ぶりにブログが更新された際も広美さんが代筆し、少量ながら食事をとるなど回復傾向にあることが報告されていた。

 広島時代にエースとして通算213勝をマークした北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、21年3月に約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”した。だが、21年6月に転倒して側頭部を10数針縫い、尾てい骨を骨折。21年11月には大腿骨骨折が判明して人工大腿骨にする手術を受け、今年に入ってからも腎機能の低下、尿毒症の発症などで入退院を繰り返している。

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2022年7月12日のニュース