阪神・マルテ、2軍戦で復活2発　平田2軍監督「ニジュウマルテや！　2本合わせたら甲子園まで届いてる」

ウエスタン・リーグ   阪神4―5広島 （ 2022年7月12日    由宇 ）

＜ウエスタン　広島・阪神＞本塁打を放ちベンチで迎えられるマルテ
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　阪神は右足コンディション不良から復活を目指すマルテが、左翼へ2本塁打を放つなど4安打と躍動。先月27日に抹消された西純は、2軍合流後初登板で5回2/3を8安打4失点だった。

　以下は阪神・平田2軍監督との一問一答。

　――マルテが2本塁打含む4安打
　「ニジュウマルテやな！もうニジュウマルテやわ。素晴らしい！今日練習から打球はかなり上がっていたんで、だいぶ良くなったねって話をしてて。ニジュウマルテ。2本合わせたら甲子園まで届いてるやろ。これ使えよ（笑い）。2本合わせたらやで。合わせなかったらまだ足らんかったけど、2本合わせたら甲子園まで届いてる」

　――ロドリゲスがこの日入団会見
　「やっぱりそういうのでマルちゃん気合いも入ってね。地道に。足だけの問題なんでね。あれがもうちょっと走力あればやけど、状態が本当に上がっているんで、楽しみだな」

　――西純は6回途中で降板
　「西はまだスピードが。楽しみにしてたけど、楽しみはまた次に持ち越しや。1軍で3勝してどんなピッチングしてくれるかと思ったけど、ストレートの力がまだ足りん。ファームで8本も9本も6回で打たれとったんじゃ、まだまだ。今回までは大目に見よう。今日はもうやっぱり違うなっていうとこを言わせて欲しかったけど、1軍いってやっぱりちょっと違うようになったなというコメントしたかったけど。今日までは大目に見るわ。スピードないもん、真っすぐに」

　――疲労がたまってくる季節
　「何が疲労やねん！　リフレッシュじゃないんだぞ、リフレッシュちゅうのは岩崎だとかさ、ああいうピッチャーが言うだけで、打たれて落ちてきているだけなんで。その辺勘違いするような記事書かないでくれよ。今日見たら分かるでしょ？この前ソフトバンクで投げた村上や藤浪や、森木たちの方がビシッと抑えよるやん。今日は大目に見ますっちゅうことよ。そんだけの話やんか。本人は君らみたいに甘いコメントなんかしないと思うし、もう1回1軍でローテーション入ろうと思うなら、まだまだ今の力じゃファームでも1番手2番手て言えないやん。だから今日は大目に見ますと。楽しみにしてたのが、次に持ち越した」

　――井上が2安打
「広大（井上）もようなってきたね。フライアウト、アウトにしても打球が上がってきているし、そういったところでも状態が。やっぱり夏に強いんだろうな。これからよ。やっぱり夏に強い選手じゃないとダメや」

　――強い打球を三遊間に打ってほしいと以前に言っていた
　「いやいや、あれでええねん。変化球は泳いで三遊間でええねん。強い球はフライアウトなってるやん。あれをもうちょっと前で打てればホームランが出てくるよ。粘りも出てきたし、アウトになる内容もよくなってきている。簡単にアウトにならんようになってる。三振でも、粘って粘って三振。よくなってきた、なんでいいかということをよく考えて、行き当たりばったりじゃダメだよという話をしてんだけど。よくなってきている」

　――井上の課題は
　「真っ直ぐに振りまけない。タイミングがちょっと遅い分、タイミングの取り方、今ノーステップで打ってるの見てるでしょ。打席でいろんな試行錯誤しよるよ。そこを1軍入ったら、いろんなピッチャー、いろんな球種投げてくるから、そこを対応しなけゃいけない。その辺だな。まずはストレートの速い球を確実に捉えられるバッターになってほしいよな」

　――栄枝も2安打。前のカードから調子がいい
　「栄枝もようなってきた。ずっと（昨年の疲労）骨折の影響があってスローイングにしても、バッティングにしてももう一つ精彩なかったけど、だいぶ（バットを）振れるようになってきたし、だいぶスローイングの腕も振れるようになってきた。これから後半、1軍でも勝負できる力をつけさせなきゃいかん。だいぶ良くなってきた」