阪神・中野、2年連続盗塁王へライバル不在の間に量産だ　6差トップのヤクルト・塩見がコロナで当面欠場

2年連続盗塁王を目指す中野

　2年連続盗塁王を目指す中野がライバル不在の間に量産を期した。目下16盗塁でリーグ2位ながら、7月0盗塁でペースダウン。9連戦では走りまくる意気込みだ。

　「何個差というより自分自身が一つずつ積み重ねていければ最終的には勝てるかなと思う。走る場面があればどんどん挑戦していきながら、数も伸ばしていければ」

　リーグトップのヤクルト・塩見とは6差。ただ、その強敵が新型コロナ陽性で当面は欠場が見込まれ、戻ってくる前に少しでも差を詰めておきたいところだ。

　ペースダウンの要因を「久しく走れていな状態になってしまうと、どうしてもリードが小さくなってしまったり…。リード幅がまだしっかりと固定できていない」と分析。勇気あるリード＆スタートで、量産態勢に入りたい。