MLB球宴ホームランダービー、出場者が続々と明らかに　連覇中のアロンソ出場、大谷は？

昨年の球宴ホームランダービーを制したメッツのアロンソ（AP）
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　今季も大リーグオールスター戦（19日、日本時間20日）の前日に行われるホームランダービーの出場メンバーが続々と明らかになっている。

　MLBは11日（同12日）、公式ツイッター上で過去2連覇中のピート・アロンソ（メッツ）が参加すると発表。同日にはロナルド・アクーニャ（ブレーブス）も出場が決まり、アルバート・プホルス（カージナルス）、ファン・ソト（ナショナルズ）も参加すると米メディアに報道された。今年も豪華メンバーのイベントになるが、中でも3連覇を狙うアロンソが本命とみなされるはずだ。2019、2021年に圧倒的な強さで優勝した27歳のスラッガーは6月下旬、本紙の取材に「ホームランダービーでは自分らしく、楽しみ、精神的に強く臨めば結果はついてくると信じている。過去2度はそのやり方でうまくいき、最高の時間が過ごせた」と自信満々に返答。2019年はメジャー新人記録の53本塁打を放っており、長距離砲としての実力は折り紙つきだ。

　今季限りでの引退をも噂される42歳のプホルスは史上最年長での出場。アクーナは2019年の準決勝でアロンゾに敗れて以来、昨年の第1ラウンドで大谷翔平（エンゼルス）を下したもののこちらも準決勝でアロンゾに敗れたソトは2年連続での参加となる。

　こうして陣容がそろい始めたが、大谷はまだ意思を明らかにしていない。8日（同9日）、ファン投票でDHとしての先発出場が決まったあと、ホームランダービーの参加について聞かれた際、「まだ何も話していないので、どうなるかはちょっと分からない」と述べていた。近日中に結論が出されるはずで、第1ラウンドでの敗退に終わった昨季の雪辱を期して参戦するのかどうかが注目される。