正智深谷 2組の「父子鷹」で劇勝 部長&監督の息子コンビ

[ 2022年7月12日 05:30 ]

第104回全国高校野球選手権埼玉大会・1回戦   正智深谷8―7北本 ( 2022年7月11日    熊谷公園 )

<正智深谷・北本>勝利を喜ぶナイン
Photo By スポニチ

 正智深谷の2組の「父子鷹」が延長戦勝利に貢献した。

 7―7の延長10回2死満塁から、清水幸之介主将(3年)が右越えサヨナラ打。先制打も含めて4安打3打点でチームを引っ張り「ホッとした」と振り返った。前夜は、父である幸司部長から「これからが高校野球の本番だぞ」と書かれた手紙を受け取り「さらに気持ちが引き締まった」と期待に応えた。田中貴晴監督の息子・駿汰(2年)も、途中出場し1安打2犠打で勝利に貢献した。

 主将の清水とは普段から仲が良く「今まで会った中で一番。完璧なキャプテン」と慕う弟分。「自分の結果ではなく、チームが勝つためにできることを全力でやりたい」と力強かった。(塩野 遥寿)

続きを表示

2022年7月12日のニュース