秀明「没収試合」で0―9に 9人で臨むも1人が体調不良でプレー続行不可能に

[ 2022年7月12日 05:30 ]

第104回全国高校野球選手権埼玉大会・1回戦   秀明0―9八潮南 ( 2022年7月11日    越谷市民 )

 埼玉の秀明が9人で臨んだ夏は無念の没収試合で幕を閉じた。4回の守備で1人の選手が体調不良を起こしてプレーの続行が不可能となり、公認野球規則に基づいて「没収試合」とされ、9―0で八潮南に敗れた。

 4回までの公式記録は無効となるが、投球数のみカウントされ「1週間500球」の球数制限の対象となる。大会関係者によると、プレーの続行が不可能となった選手は、大事には至らなかった。

 ▽没収試合 公認野球規則で定められているフォーフィッテッドゲーム(没収試合)では「一方のチームが競技場に9人のプレーヤーを位置させることができなくなるか、またはこれを拒否した場合、その試合はフォーフィッテッドゲームとなって相手チームの勝ちとなる」と定められている。この場合のスコアは9―0となる。

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2022年7月12日のニュース