阪神・矢野監督、今季17度目零敗にマルテ緊急昇格を決断 「明日、上げます」

[ 2022年7月12日 21:12 ]

セ・リーグ   阪神0-4巨人 ( 2022年7月12日    甲子園 )

<神・巨>巨人に敗れ、整列する矢野監督(右)ら(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は今季17度目の零敗で戸郷に屈した。4番・佐藤輝は本拠地・甲子園では4月15日の巨人戦以来、30試合ノーアーチ。6月26日以来のスタメンとなったロハス・ジュニアもアピール不足で終わった。「こっちが打てないというだけ」と語った矢野監督は試合後、「明日上げます」と2軍戦2本塁打のマルテの緊急昇格を明らかにした。

 以下は矢野監督との一問一答。

 ――戸郷の状態は。
 「完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じてるというか、打ってないというだけで」

 ――試合がなかった影響は。
 「そんなん言い訳にならんでしょ」

 ――ウィルカーソンの投球については。
 「軸になるボールがね。前はチェンジアップとか、そういうものが軸になってたけど、今軸になるボールがちょっとあんまり見つからないんで。初回も、最少失点でなんとか踏ん張るという粘りがね、できれば良かったんだけど。まあ、一発で仕留められるっていうのはね、ちょっと良くないし、球数もどうしても追い込んでも増えるっていう傾向もあるんで、いい頃に比べるとそういうところはあるかなと思います」

 ――ウィルカーソンの次回は。
 「考える。別に」

 ――2番手以降の投手はしっかり抑えた。
 「うん。まあまあ打線でしょ。うちのそこはね、みんなよくやってくれたけど。せっかくね、たくさん入ってもらったのに」

 ――今日から練習にロドリゲスが合流した。
 「まあ、実戦からちょっと外れているんで、実戦をまずやってみてっていうところにはなるけど。まあ、こっちも枠空けて待ってる訳じゃないんで。ロドリゲス自身が自分でチャンスをつかむような調整といいながらも、そこから勝負は始まっているんで。残り試合を考えてもね。自分でそこを、チャンスをつかむっていうところがまずやってもらうことなんで。そういうところを見たいなと思います」

 ――マルテは。
 「明日、上げる」

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2022年7月12日のニュース