亜大・青山が無傷の5勝目 8回2安打零封「エースにふさわしい投球を」

[ 2022年4月22日 05:30 ]

東都大学野球第3週最終日   亜大2-0中大 ( 2022年4月21日    神宮 )

<亜大・中大>5勝目を挙げた亜大・青山(撮影・木村 揚輔)
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 3回戦3試合が行われた。亜大は今秋ドラフト候補にも挙がる青山美夏人(みなと)投手(4年)が8回2安打無失点の好投で中大に2―0で勝利。日大は国学院大に1―0で競り勝ち、青学大は駒大を3―2で破った。

 これがエースの力だ。亜大・青山が8回2安打無失点と好投。6回1死まで完全投球を続け、相手打線を圧倒した。ここまでの3カードは全て第3戦までもつれているが、いずれも勝利投手となっている右腕は「優勝を目指す中で今日が大事だった。エースにふさわしい投球を、と思っていた」と胸を張った。

 これで今春は6試合に登板して無傷の5勝。3完投で計44回を投げ、防御率は1・64と抜群の安定感を誇る。19日の初戦は3回6安打3失点と乱れたが、映像を見返して相手打者を研究。狙い球を絞られていたことに気付き、ツーシームやカットボールなど多彩な球種を投じて的を絞らせず「打者を見てタイミングをずらせたと思う」と手応えをにじませた。(田中 健人)

 ▼中大・清水達也監督(亜大の先発・青山に)丁寧に投げられ、狙い球を絞れなかった。根気負けしないチームにしないといけない。

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2022年4月22日のニュース