2連敗中の巨人・菅野、7回1失点好投 勝利投手の権利を持って降板 6回には自ら適時打も放つ

[ 2022年4月22日 20:36 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年4月22日    バンテリンD )

<中・巨>力投する先発の菅野(撮影・河野 光希)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)が中日戦(バンテリンD)で今季5度目の先発登板。自ら適時打を放つなど大量リードにも守られ、7回で7安打を浴びながらも1失点と好投し、3試合ぶりとなる今季3勝目の権利を得て降板した。

 1―0で迎えた2回、先頭の7番・石川昂へ投げた内角高めの初球147キロを左中間スタンドに同点ソロとされたが、失点はこれだけ。6回には自ら2年ぶり打点となる中前適時打を放つなど一挙4点が入ると、7回には初回に先制打を放っている主砲・岡本和に2戦連発となる6号ソロも飛び出して7―1と大量リード。7回を投げ切った。

 菅野の投球内容は7回で打者28人に対して111球を投げ、7安打1失点。3三振を奪い、与えた四球は1つ、直球のMAXは149キロだった。

 菅野は5年連続球団最多8度目の開幕投手を務めた3月25日の中日戦(東京D)では盟友・小林とのバッテリーで6回2失点と好投し、球団史上最多となる開幕5勝目。4月1日の阪神戦も(東京D)勝って開幕2連勝スタートを切った。だが、8日のヤクルト戦(東京D)で右足甲付近に打球を受けるアクシデントにより5回途中4失点降板となり今季初黒星を喫すると、前回登板した15日の阪神戦(甲子園)では7回途中2失点と好投しながら打線の援護に恵まれず2連敗を喫していた。

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