阪神・青柳、3年ぶり完封でまた連敗止める “雨柳さん”あらため“止柳さん”降臨

[ 2022年4月22日 20:58 ]

セ・リーグ   阪神6-0ヤクルト ( 2022年4月22日    神宮 )

<ヤ・神>3回、好守の中野に笑顔で声をかける青柳(撮影・大森 寛明)
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 阪神は開幕からの敵地連敗を12で止め、連敗も4でストップした。

 先発の青柳は19年4月以来、3年ぶりの完封で今季2勝目。初回は安打と2つの四球で2死満塁のピンチを招いたが、長岡を空振り三振に仕留めて踏ん張った。立ち上がりのピンチをしのぐと、2、3回は3者凡退。6回は先頭の青木に一塁線を破る二塁打を打たれたが、山田、村上の中軸を連続三振。長岡も投ゴロに抑え、得点は許さなかった。

 前回勝利は15日の巨人戦で、この時はチームの連敗を6で止めた。自身の登板日に雨天中止が多く“雨柳さん”の愛称がつけられるほどだが、今季はここまで連敗ストッパーの“止柳さん”と化している。この日も打たせて取る丁寧なピッチングで、ゴロアウトが17と“ゴロ柳さん”でもあった。

 昨年、最多勝と最高勝率の2冠に輝いた28歳は、開幕戦こそ新型コロナウイルス感染で登板できなかったが、苦しむ虎の中で存在感を発揮。右腕をしならせ、チームに白星を呼ぶ。

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2022年4月22日のニュース