ソフトバンク藤本監督、バッテリーに苦言「気持ち良く振られすぎ」 投懐で今季初の3連敗 

[ 2022年4月22日 22:02 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―12日本ハム ( 2022年4月22日    札幌D )

<日・ソ>日本ハムより安打を放つも負けた藤本監督(撮影・高橋茂夫)
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 ソフトバンク投手陣は13安打12失点と崩壊し、今季初の3連敗を喫した。

 連敗ストップを託されたレイがいきなり、大炎上した。来日後、最短2回をワースト7失点。「カウントを悪くしてしまったところを、バッターにしっかりとスイングされてしまった。早い回で降板することになってしまい、申し訳ない」。安定感が武器の優良助っ人は何度も首をかしげ、マウンドを降りた。

 初球打ちに徹底した日本ハム打線につかまった。初回先頭の近藤、石井に2球で連打を浴び、無死一、三塁とされると、1死満塁から渡辺の併殺崩れの間に先制点を献上。続く、万波にも初球のカットボールを左翼席に運ばれ、痛恨の3ランを被弾。初回の全7打者にファーストストライクを狙われ続けた。

 藤本監督はレイと、ともに甲斐を3回から交代させた。「何か考えてくださいというメッセージですね。1、2回でゲームを潰してしまった。相手の右バッターに気持ちよく振られすぎ。もっともっと攻め方があると感じた」と苦言を呈した。

 代わった海野のリードで勢いを止めたかったが、2番手・松本、3番手・田浦も続けて被弾するなど、計12失点。「踏み込んでアウトコースをガンガン打たれている。インコースをきっちり投げられたら、タイミングは合ってない」と捕手への注文は止まらなかった。

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2022年4月22日のニュース