6回まで完全投球のエンゼルス・大谷「頭にあったけど…一人一人、斬りたいと思った」

ア・リーグ   エンゼルス6―0アストロズ （ 2022年4月20日    ヒューストン ）

＜アストロズ・エンゼルス＞6回無失点の好投で初勝利を挙げた大谷（撮影・光山　貴大）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（27）が20日（日本時間21日）、アストロズ戦で6回1安打無失点、自身最長の6者連続を含むメジャー自己最多タイの12奪三振で今季初勝利。曲がり幅50・8センチの横滑りする新魔球スライダーを駆使し、6回1死まで完全投球を展開した。1900年以降では、メジャー史上初の初回登板前に2打席終えてからの投球。打者では2安打2打点し、通算7試合目でア軍戦初白星を挙げた。

　試合後の一問一答は次の通り。

　――完全投球が続いていた。
　「頭にあったけど、球数が多かったので。なかなか9回まではいかなかったかなと。欲をかいたところで良い投球ができるわけでもない。一人一人、斬りたいと思った」

　――無走者時もクイックモーション。
　「いきなりクイックで投げるとおかしくなるので、自分の中である程度、クイックで投げることによって、走者が出た時にしっかり同じテンポで投げられるのも大事と思った」

　――同学年のカブス・鈴木が活躍中。
　「なんか週間MVPに選ばれたんでしたっけ？分からないですけど（笑い）。リーグも違うので分からないけど、良いスタートを切れたことは、本人にとっても気がちょっと楽なのかなと思う。こっちはあまり良いスタートではないので、ここから最終的に良いように終われば。お互いに最後に良いシーズンだったと言えるように頑張っていきたい」