落合博満氏 中日監督時代のドラフト1位は「即戦力としては考えていなかった」

[ 2022年4月22日 17:07 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が22日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新し、中日の監督時代にドラフト1位で獲得した選手を即戦力としては考えていなかったと明かした。

 中日の監督時代の補強について落合氏は「ピッチャーが抜けてないからね。野手は抜けたけど」と、08年のオフにエースだった川上憲伸が海外FA権を行使してブレーブスに移籍しただけという状況もあり「ドラフト1位で獲ってきたやつは即戦力としては考えていなかった」と明かした。

 05年にドラフト希望入団枠でトヨタ自動車から吉見一起投手、同年の高校生ドラフトで大阪桐蔭の平田良介外野手、10年は仏教大・大野雄大をドラフト1位で獲得したが「みんな(プロ入り前に)故障や手術した選手をドラ1で獲ってたでしょ」と振り返った。

 戦力が整っていたことからドラフト1位選手でも「1年目は陸上選手でいいやという風に体力強化だけでいいやってことでやってた。ドラ1に関しては、そんなに今どうやっても必要だっていう風には考えていなかった」と当時の考えを明かした。

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2022年4月22日のニュース