巨人・菅野「勝てる時に勝ってしっかり貯金をつくっておきたい」 2年ぶり打点は「まぐれ」

[ 2022年4月22日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人7―2中日 ( 2022年4月22日    バンテリンD )

<中・巨>ヒーローインタビュー後、通算1500投球回達成を記念したボードを手に笑顔の菅野(撮影・河野 光希)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)が中日戦(バンテリンD)で今季5度目の先発登板。7回をソロ弾のみの1失点に抑え、3試合ぶりとなる今季3勝目(2敗)をマークした。

 チームは今季2度目の5連勝で両リーグ一番乗りの貯金10。首位固めに貢献した大エースは、敵地でヒーローインタビューに臨み「立ち上がりのピンチをゼロで抑えられたのがすごく大きかったです」と、まずは2死満塁のピンチを無失点で切り抜けた初回について振り返った。

 この日の調子については「いいとは言えないですけど」としながらも「なんとか4月のうちは粘ろうと自分の中で決めているので。なんとかゲームつくれて良かったです」と菅野。初回を投げ終えた時点で通算1500投球回も達成したが「試合始まるまで知らなかったんですけど、ここまで僕に携わってくれた全ての人に感謝の気持ちを伝えたいなと思います」としっかりとした口調で話した。

 6回には自ら中前に放った今季初安打が適時打に。2年ぶり打点も記録した。「柳くんは素晴らしいピッチャーなので、なんとか食らいついていこうと。まぐれですけど、いい一打になって良かったです」と会心のガッツポーズも飛び出した打席を振り返った。

 「先制してくれましたし、本当に中押しも心強かったですし、きょうは気持ち良く投げれました」という菅野。チームの5連勝については「チームの雰囲気もみんなの状態もすごくいいと思うので、このまま、いい流れのままいければいいですけど、長いシーズンでいろんなことがあると思うので、勝てる時に勝ってしっかり貯金をつくっておきたいなっていうふうに思ってます」とエースらしく力強く話していた。

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