巨人・中田翔 33歳誕生日に登録抹消 原監督「弱音は吐かなかったけどね」 堀田も抹消、横川初昇格

[ 2022年4月22日 16:01 ]

巨人の中田翔
Photo By スポニチ

 打撃不振が続いている巨人の中田翔内野手(33)が22日、今季初めて出場選手登録を抹消された。

 原辰徳監督(63)は「首の状態があんまり良くないらしいよ。弱音は吐かなかったけどね。やっぱり万全な状態でね。もう一回、仕切り直そうと」と抹消の理由に首痛があったと説明した。中田はこの日が33歳の誕生日だった。

 中田はチームが最下位に終わったオープン戦で14試合に出場して打率・325、3本塁打、8打点と活躍。開幕3戦目となった3月27日の中日戦(東京D)で早くも今季初本塁打を放った。

 だが、その後は打撃不振に陥り、4月3日の阪神戦(東京D)で初回に放った通算6本目となる2号満塁アーチが21打席ぶりの安打。開幕から14試合連続で「5番・一塁」に入っていたが、15試合目となった10日のヤクルト戦(東京D)で今季初めてスタメン落ちした。15日の阪神戦(甲子園)で4試合ぶりにスタメン復帰したが「8番・一塁」。スタメン8番は日本ハム時代の2011年5月6日ソフトバンク戦(札幌D)以来11年ぶりとなった。だが、3打席2三振で快音は聞かれず。翌16日の同戦では再びベンチスタートとなった。17日の同戦から20日の広島戦(東京D)までは7番や8番で3試合連続スタメンとなったが、調子は上がらず。ベンチスタートとなった21日の同戦では代打に出たが、三振していた。

 中田のここまでの成績はチームの全23試合に出場して打率・188(69打数13安打)、2本塁打、8打点。得点圏打率は・133で、直近5試合では打率・182(11打数2安打)で4三振。本塁打、打点はともになかった。

 また、21日の広島戦(東京D)で4回4失点だった堀田賢慎投手(20)も登録抹消。代わりに、11日に支配下へ再登録されたばかりの横川凱投手(21)と湯浅大内野手(22)が登録されている。横川は今季初昇格。開幕1軍スタートを切った湯浅は3月29日に登録抹消となっていた。

続きを表示

2022年4月22日のニュース