巨人・元木ヘッド 重盗での勝ち越しは「選手が個々にみんないい判断してくれたんじゃない?」

[ 2022年4月22日 22:31 ]

セ・リーグ   巨人7―2中日 ( 2022年4月22日    バンテリンD )

<中・巨>4回、重盗で三塁走者・丸は本塁に滑り込み生還する(捕手・木下)(撮影・椎名 航)
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 首位・巨人は前日2位に浮上した中日との直接対決に快勝して今季2度目の5連勝。両リーグ一番乗りの貯金10とした。

 初回に岡本和の左前適時打で先制。1―1で迎えた4回には2死から丸、ウォーカーの連打で一、三塁とすると、香月の打席で原監督得意の重盗を決めて2―1と勝ち越し。6回に打者10人で一挙4点を加えると、7回には岡本和に2戦連発となる6号ソロも飛び出して一気に試合を決めた。エースの菅野は7回で7安打されながらも1失点で、3試合ぶりとなる今季3勝目(2敗)をマークしている。

 試合後、三塁コーチャーも務める巨人・元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)との一問一答は以下の通り。

 ――作戦のことなのであまり言えないかもしれないが、4回の重盗は以前から作戦としてはあった

 「作戦としてはやってたけどね」

 ――なかなかシーズンでは…

 「ないよね」

 ――あそこで仕掛けたのは?

 「仕掛けてはないよね。選手が個々にみんないい判断してくれたんじゃない?」

 ――サインではなかった?

 「ウォーカーは走らせたよ」

 ――それを見て丸が判断した?

 「うん」

 ――柳は去年2冠でなかなか点が取れないところでああいう形で点が取れた

 「まあ、大きいよね。だからいい判断してくれたなと思って。すばらしい」

 ――本塁打や長打だけでなく足も絡めて

 「そうだね。いい時はやっぱりそうやって点入るし、やっぱりいいとこで1本出てるし、(菅野)智之もタイムリーも打ったわけだし。そういうところで1本出るのは大きいし、そうやって足も絡めて選手個々の、やっぱり今動き回ってるんで、非常にいいことじゃないの」

 ――初めての球場で、試合前はウォーカーにも入念にノックをしていた

 「あれはカメ(亀井コーチ)がずっとやってたから、俺、『打ってくれ』って言われたから、かなりきついんだよね今日、腰」

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2022年4月22日のニュース