楽天・石井監督 主砲・浅村の今季15試合63打席目での初アーチに「自分のことよりうれしかった」

[ 2022年4月20日 21:46 ]

パ・リーグ   楽天4ー2日本ハム ( 2022年4月20日    楽天生命 )

<楽・日>初回、先制2ランを放った浅村を出迎える石井監督(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 楽天は4―2で逃げ切り勝ちし、新庄日本ハムの連勝を3で止めた。先発の岸が7回3安打無失点の好投で今季2勝目。打線は初回に4番・浅村が今季初アーチとなる先制2ランを放ち、5回には犠飛で追加点も挙げるなど3打点と主軸の役割を果たした。試合後の石井監督の一問一答は以下の通り。

 ――岸が2勝目。

 「素晴らしい投球だったと思う。真っすぐの質も良く、テンポも良く、変化球も内外角にうまく自分の投球として使えていた」

 ――その中でも評価できるポイントは?

 「自分側にカウントを持ってくることができていた。1ストライク目の取り方が凄くうまかった」

 ――打線では浅村が今季初本塁打。

 「自分のことよりはうれしかったです。自分のことよりうれしいこと最近ないんですけど」

 ――主砲に一発が出ると雰囲気も変わる?

 「変わりますし、初回に最高の結果を出してくれて、岸にとっては心強い2点だったんじゃないかと思う」

 ――チームが連敗しなかったのも大きい。

 「連勝連敗というのはあることなので気にはしないですけど、負けた次の時にしっかりした野球が今日はできたんじゃないか」

 ――浅村はチームにとっても大きな一発だった。

 「アサにとっても乗ってきてくれれば。でもちょっと前ぐらいから感じ良くスイングしていたので。あのへんのキャリアのある選手はじーっと見ていればそれなりの成績まで持ってきてくれるので、あんまり心配してないですけど。それよりも若い選手がもうちょっと。試合に出ているので一生懸命やっているとは思うが、チームを代表して出ているので。逆に言えば出てない人もいる。出ていない人の分まで思い切ってやってくれればいいんですけど、なかなか元気がないかなと」

 ――浅村は初球を捉えた。

 「打つべきボールを打ったんじゃないかなと思います」

 ――その後も初球を犠飛。

 「あの場面は無死三塁で、1死目が大事になるところ。よく“チャンスがピンチ”と言うように、1死目が大事なところ大地が打ち取られてその次、嫌な雰囲気のところを初球でしっかりと犠牲フライを打ってくれてすんなりと点が入ったので良かったです」

 ――初対戦の投手相手でも初球から自分のスイングができていた。

 「今は投手に合わせるというよりも、自分のスイングをしていくことが大事だと思う。アサだけじゃなくみんなも、深く考えすぎないでスイングしていくことが大事だなと思います」

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月20日のニュース