清原和博氏 阪神・佐藤輝の初回の見逃し三振に「あそこは手を出してほしかった」

[ 2022年4月20日 18:36 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2022年4月20日    横浜 )

<D・神>放送席で佐藤輝の打席を見守る清原氏(後方中央)(撮影・大森 寛明)
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 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打など活躍した清原和博氏(54)が、20日に放送されたカンテレ「DeNA―阪神戦」の実況解説に、PL学園の後輩でもある野球評論家の野村弘樹氏とともに登場した。

 清原氏はこの日の解説でのポイントとして「得点圏での阪神打線」とピックアップ。すると初回に早速、阪神に好機が訪れた。初回、先頭の中野が左翼線二塁打を放ち、無死二塁の好機で登場したのが2番・佐藤輝。だが、外角中心のDeNAバッテリーの配球に、最後は見逃し三振に倒れ、結局、阪神は初回に得点を奪えなかった。

 この場面を振り返り、清原氏は「初回も先制点のチャンスだったが、2番の佐藤選手の状態が良いだけに、見逃し三振は痛かったですね」と話し、さらに「ランナーを、最低でも三塁に進めたいという気持ちは分かるんですが、あそこは手を出してほしかったですね」と解説した。

 アナウンサーから消極的な姿勢か、と問われた清原氏は「消極的ではないと思うんですが、引っ張りたいという気持ちがあったと思うんです。横浜スタジアムなら、佐藤選手ならレフトにも十分に入るので、無理に引っ張ろうという意識が強すぎたのかな、と思います」と解説していた。

 清原氏は、昨年から佐藤輝に注目。新人で31本塁打を放った清原氏は、7月の段階で「(佐藤輝は)確実に僕の記録は抜くと思う」とエールを送っていたものの、後半戦は大ブレーキとなり、新人年では24本塁打に終わった。

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