清原和博氏 阪神・佐藤輝は「今年はホームラン王もあり得る」 最大の敵は甲子園の浜風

[ 2022年4月20日 19:14 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2022年4月20日    横浜 )

<D・神>放送席で佐藤輝の打席を見守る清原氏(後方中央)(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打など活躍した清原和博氏(54)が、20日に放送されたカンテレ「DeNA―阪神戦」の実況解説に、PL学園の後輩でもある野球評論家の野村弘樹氏とともに登場した。

 清原氏は前日の佐藤輝の右翼上段付近まで到達した本塁打をVTRで確認すると「えぐいですね。ユニホームの上からでも筋肉見えますよ。それぐらいデカイ」と絶賛。さらに今季の佐藤輝の成績についても「今年は三振も少なくなっています。上体をリラックスさせている。去年は上段に構えて、固まっていた感じでしたが、今年は違う」と解説した。

 佐藤輝は昨年、横浜で場外弾を見せた。その話題になると、清原氏は「自分も松井選手のホームランを見てきましたが、あそこまで出したのは見たことがないですね」と改めて驚嘆し、「今年はホームラン王もあり得るんじゃないですかね。この状態でいけば」と太鼓判を押した。

 その上で「敵は甲子園の浜風だけ。年間10本は損しているんじゃないかな」と、左打者が悩む右翼から左翼へ吹く浜風が最大の敵だと話した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月20日のニュース