巨人が逆転勝ちで広島に連勝 8回ポランコ逆転二塁打 大勢は4月までの最多記録王手の11セーブ目

[ 2022年4月20日 20:35 ]

セ・リーグ   巨人5―3広島 ( 2022年4月20日    東京D )

<巨・広>8回、逆転2点適時二塁打を放つポランコ(投手・島内)(撮影・会津 智海)
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 巨人は広島との首位攻防第2ラウンドに5─3で逆転勝ち。首位攻防第2ラウンドもとって3連勝とし今季初の貯金8とした。巨人の3連勝は今季2度目で3月29日~4月3日の6連勝以来。昨季勝ち頭の高橋は7回から2イニングを無失点に抑え今季初勝利となった。

 0─3で迎えた6回2死二、三塁。4番の岡本和が中前適時打で1点差に詰め寄った。「前の打席で打てず何とかランナーを還す事に集中しました。タイムリーが打てて良かったです」と話す4番の一打は広島先発の床田から今季13イニング目で初得点(昨季からは22イニングぶりの得点)となり、反撃ムードが高まった。

 そして8回だった。1死から吉川が二塁打を放つと、広島先発の床田は降板。2番手の島内に対し、坂本が四球を選んでつなぐと、1死二、三塁となって、3番のポランコがカウント2─2から外角低めのチェンジアップをすくい、右翼線二塁打。この逆転打の後、代打・中島の右前適時打も生まれた。

 先発のメルセデスは5回に西川に先制2ランを浴び、6回には堂林に右前適時打され、5回2/3を6安打3失点で降板したが、中継ぎ陣が追加点を許さず、9回は守護神の大勢が締めた。

 大勢はこれで11セーブ目。4月までの最多セーブは10年シコースキー(西武)の12セーブで、ドラフト1位ルーキーが王手をかけた。

 ▼岡本和 (6回2点タイムリー)前の打席で打てず何とかランナーを還す事に集中しました。タイムリーが打てて良かったです。

 ▼中島 何とかランナーを還したいと思っていました。いい当たりではなかったですけど、ボールが落ちてくれてうれしいです。追加点になって良かったです。

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