巨人・大勢がプロ野球記録王手の11セーブ 原監督は期待込め「できたてほやほや、まだまだひよこちゃん」

[ 2022年4月20日 21:37 ]

セ・リーグ   巨人5―3広島 ( 2022年4月20日    東京D )

<巨・広(5)>9回から救援し最後を締めた大勢(左)は小林と笑顔でタッチ(撮影・村上 大輔)
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 巨人は広島との首位攻防第2ラウンドに5─3で逆転勝ち。首位攻防第2ラウンドもとって3連勝とし今季初の貯金8とした。巨人の3連勝は今季2度目で3月29日~4月3日の6連勝以来。その最後を締めくくったドラフト1位の大勢投手(22)は今季22試合目で早くも11セーブとなった。

 2点リードの9回に4番手でマウンドに上がり、わずか13球で3者凡退に抑えた。4月までのプロ野球最多セーブは10年シコースキー(西武)の12。ルーキー右腕がプロ野球記録に王手をかけた。

 試合後、原監督は大勢について「安心して見ていられるか」の問いに「いや、まだそうでもないんだけどね、俺は(笑い)。まだまだ、できたてほやほやのね、まだまだ、何ていうかな、大きくはばたく、ではあると思いますけれど、まだまだひよこちゃんよ」と語った。まだ成長途上で、将来的にさらに大きなスケールの投手になってもらいたいとの思いを込めるように「しっかり、我々も含めてね、本人も自分の立ち位置というものを、自分の今の現状の位置をね、しっかり理解して成長していくということが大事なことだと思います」と語った。

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2022年4月20日のニュース