清原和博氏「ホームラン狙ったことないんです」 通算525本塁打の強打者もヒットの延長線がホームランと

[ 2022年4月20日 20:22 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2022年4月20日    横浜 )

清原和博氏
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 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打など活躍した清原和博氏(54)が、20日に放送されたカンテレ「DeNA―阪神戦」の実況解説に、PL学園の後輩でもある野球評論家の野村弘樹氏とともに登場した。

 清原氏は試合中盤まで0-0で進む投手戦を眼前にし、野村氏から「一発を狙ったことはあるんですか?」と尋ねられると、清原氏は「ホームランを狙って打席に入ったことないんですよ。常にセンターへ。そればかりでした」と告白した。

 「僕らから見ると、狙って打っているのかなと思っていました」と野村氏が話すと、清原氏は「そういうのは全くないです。変化球とか、ホームランを狙うと体の開きが早くなったりだとか、変化球が(視界から)消えてしまったりだとか。とにかく投手に対して返していくということ」と解説し「よく伝説の打者で、ホームランの打ち損じがヒットだった、という人もいますけど、自分はそうじゃなかった。ヒットの延長線がホームラン」と明かした。

 通算525本塁打は歴代5位の大記録。これには野村氏も予想外だったようで「一度もないんですか? ホームランを打ちたいと思ったこと」と再び尋ねると、清原氏は笑いながら「ホームラン競争だけですね」と明かしていた。

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