ヤクルト・村上「自分のスイングを心掛けた」、大勝呼ぶ11戦47打席ぶり4号2ラン

[ 2022年4月20日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト12ー4中日 ( 2022年4月19日    バンテリンD )

<中・ヤ>8回、村上は2ランホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 ヤクルト・村上が久々の快音でトドメを刺した。9―4の8回1死一塁。福のスライダーを捉え、広いバンテリンドームの右中間席中段まで運ぶ4号2ランをバットを握ったまま打席で見届けた。

 「とにかく自分のスイングを心掛けた。なかなか一本が出ていなかったので良かった」。5日の同じ中日戦以来11試合、47打席ぶりのアーチ。5試合連続安打で打率・286と調子は悪くはないが、なかなか出なかった一本が飛び出し、鬱憤(うっぷん)を晴らした。4番が放った待望の一発で、チームも3月25日の開幕戦以来の2桁得点に乗せた。

 今季最多の16安打&12得点の快勝で、2連勝に導いた背番号55。故郷で起こった熊本地震から丸6年の14日にはインスタグラムに「生きてること、野球ができてること、感謝です」とつづった。被災した熊本城復旧のため本塁打1本ごとに一定額を寄付している。愛する故郷のためにも、本塁打を積み重ねていく。(青森 正宣)

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2022年4月20日のニュース