ドジャー・スタジアムが球場内のネーミング・ライツを販売 今後は大手スポンサーの看板が登場

[ 2022年4月20日 08:11 ]

14日のホーム開幕戦時のドジャー・スタジアム(AP)
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 カリフォルニア州ロサンゼルスを本拠にしている大リーグのドジャースが、国際的スポーツ関連の広告代理店、スポーツファイブ社(本社ドイツ・ハンブルク)と業務提携。19日に発表されたもので、7月19日に42年ぶりとなる球宴を開催するドジャー・スタジアムの球場内におけるネーミング・ライツと、新労使協定で合意に達して来季以降の着用が認められているユニフォームのパッチ広告の販売を委託することになった。

 球場そのもののネーミング・ライツは販売されないが、メジャーで3番目に古い1962年創設の球場内の最も目立つポジションには、まもなくこれまでになかったメーン・スポンサーの大きな看板が設置されることになりそうだ。

 AP通信によれば、スポーツファイブ社はゴルフのPGAやLPGAとの広告業務や、ドジャースと同じくロサンゼルスに本拠を置くNBAの人気チーム、レイカーズのパッチ広告も担当。レイカーズは今季から韓国・CJ第一製糖の食品ブランド、ビビゴ(bibigo)のパッチをユニフォームの左胸部分に付けているが、契約は5年で総額1億ドル(約129億円)以上だと報じられている。

 なおカリフォルニア州サンディエゴを本拠にしているパドレスはこの日、情報・通信大手のモトローラ社とパッチ広告の契約を締結。来季から同社のロゴをユニフォームの右肩に付けることになった。

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