オリックス 中嶋監督のバースデーに痛い逆転負け 6点リードの5回から西武の猛反撃食らう

[ 2022年3月27日 20:09 ]

パ・リーグ   オリックス6-7西武 ( 2022年3月27日    ベルーナD )

<西・オ(3)>6点差を逆転され、天を仰ぐ中嶋監督(撮影・尾崎 有希)
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 オリックスは痛い逆転負けを喫し、開幕カードの勝ち越しはならなかった。これで開幕カードは11年連続で負け越しとなった。

 初回の杉本の適時打に誘発され、2回に福田、後藤にも適時打。さらに3回にはラベロの今季1号2ランまで飛び出し、6-0と大きくリードを広げた。投げても先発の山崎颯が4回までは無安打無失点という立ち上がり。だが、ここから暗転した。

 5回は栗山に適時打を許し、6回途中で山崎颯を救援した比嘉が山川に2ラン被弾。この回1点差まで迫られると、8回には4番手の村西が森に逆転打を浴びて、万事休す。6点のリードを吐き出した。

 一方で打線は5回以降は無安打。潮目が一気に変わり、この日、53歳の誕生日だった中嶋監督にとっても痛い逆転負けとなったが「6―0からひっくり返されたけど引きずらないことが全て」と指揮官は気持ちの切り替えを求めていた。

 ▼オリックス・山崎颯 「序盤はバックのいい守備にも助けてもらい、テンポよく投げられたと思いますが、5回は2死からの失点でしたので、なんとか無失点で切り抜けたかったです。6回も先頭打者への四球からの失点でしたし、悪い流れをどうにか止めて、何とかイニングを投げ切りたかったです」

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2022年3月27日のニュース