本当にケガしてたの?巨人・坂本が復帰即大暴れ! 初回の先制二塁打から3打席連続安打、一気に猛打賞

[ 2022年3月27日 15:25 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中>初回、坂本は先制タイムリー二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・森沢裕)
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 巨人のキャプテン、坂本勇人内野手(33)が今季初出場初先発となった中日戦(東京D)で初回の先制二塁打から3打席連続安打。一気に猛打賞をもぎ取り、稀代のスーパースターぶりを見せつけた。

 坂本はオープン戦ラストマッチとなった21日の楽天戦(東京D)を欠場。左内腹斜筋筋損傷のため故障班に入り、レギュラーに定着した高卒2年目以降では初めて開幕戦を欠場した。だが、この日に1軍へ合流。試合前練習では遊撃の定位置でノックを受けてティー打撃を行い、フリー打撃でも柵越えを放つなど、順調な回復ぶりを見せ、試合前に出場選手登録されていた。

 「2番・遊撃」で即先発出場となった坂本は初回、1番・吉川が相手先発右腕・柳から右翼フェンス直撃の三塁で出塁すると、ここでカウント1―1からの3球目、内角高めの143キロ直球を叩いて左翼線に弾き返した。吉川は悠々と先制のホームイン。二塁ベースへ滑り込んだ坂本は珍しく感情露わに何度もガッツポーズを作り、2日遅れとなった自身の“開幕”に喜びを爆発させた。

 すると、岡本和、中田が主将の復帰戦を祝うようにともに今季1号となる2者連続弾を放ち、初回から大量4得点。すると、坂本は2回の第2打席でも柳から左前打を放ってマルチ安打とすると、4回の第3打席でも柳から左前打を放って自身の“開幕戦”で一気に猛打賞。中日ベンチから本当にケガしてたの?という声が聞こえてきそうな頼もしい巨人主将の復帰戦となった。

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