巨人・赤星「今まで経験したことのない緊張感」も堂々6回1失点 初勝利消滅も「頑張って投げました」

[ 2022年3月27日 19:10 ]

セ・リーグ   巨人5―7中日 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中3>9回に登板したデラロサ(左)をベンチ前で出迎える赤星(撮影・久冨木 修)
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 巨人のドラフト3位ルーキー、赤星優志投手(22=日大)が開幕カード3連勝の懸かった中日戦(東京D)でプロ初登板初先発。6回を無四球5奪三振の5安打1失点と好投して勝利投手の権利を得て降板したが、リリーフ陣が8回以降に6失点して初勝利が消滅した。チームは延長10回の末、5―7で今季初黒星を喫している。

 赤星との一問一答は以下の通り。

 ――プロ初登板を終えて

 「最初はすごく緊張していたんですけど、初回に点数を4点取ってもらって、そこから落ち着いて投げられました」

 ――きょうの意識は

 「そうですね、試合展開的にも、リードが結構あったので、先頭打者だけ出さないように気をつけて投げました」

 ――試合前に原監督や桑田コーチからは

 「思い切っていけよというふうに言ってもらいました」

 ――思い切っていけたか

 「初回は若干硬かったというか、緊張もあったんですけど、そこから自分の投球ができたかなと思います」

 ――桑田コーチから教わったカーブが効果的だった。手応えは

 「カウントも取れていますし、勝負球にも使えているので、今のところはすごく有効なボールになっていると思います」

 ――本塁打を打たれた時は

 「打たれた後を意識して投げると桑田さんからもアドバイスをもらっていたので、打たれた後もしっかり抑えられるように頑張って投げました」

 ――坂本からも声掛けがあった

 「ここから粘れよというふうに言ってもらいました」

 ――ご家族、ファンの前で投げて

 「家族の支えがあってここまで来られていると思うので、まずは開幕ローテーションに入れて、プロの世界で投げる姿を見せられたのは、自分としても家族としてもすごく良かったというか、自分としてすごくうれしい気持ちがあります」

 ――次回への意気込みを

 「きょうは序盤というか初回に球数を使ってしまった。リズム良く入れなかったというか、力が入ってしまったので、コントロール良く投げて、長いイニングを投げられるように頑張りたいと思います」

 ――次回登板へ向け、両親へのメッセージを

 「初勝利をすごく楽しみにしていると思うので、そこを目指して頑張りたいなと思います」

 ――最初の投球練習でワンバウンドがあったが、緊張はこれまでにないものだったか

 「そうですね、今まで経験したことのない緊張感でした」

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2022年3月27日のニュース