巨人・原監督「お兄ちゃんたちがそれを守ってあげればよかったけど」 ドラ3赤星の好投を称える

[ 2022年3月27日 18:47 ]

セ・リーグ   巨人5―7中日 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中3>ベンチで腕組する原監督(撮影・久冨木 修)        
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 巨人は最大4点差を9回に追いつかれ、延長10回の末に7―5で逆転負け。中日の立浪監督に監督初勝利を献上した。

 プロ初登板初先発となったドラフト3位ルーキー右腕・赤星が6回を無四球5奪三振、阿部のソロ弾のみの1失点に抑える好投。初勝利の権利を得て降板した。だが、8回に3番手左腕・高梨が2点を失って5―3と2点差に迫られると、9回には5番手右腕・デラロサが2四球と坂本に代わって途中から遊撃を守っていた広岡の失策で無死満塁のピンチを招き、1死後、大島に右前2点適時打を打たれて同点。赤星のプロ初登板初先発初勝利が消滅し、今季初の延長戦となった10回には6番手右腕・直江が2点を失って勝ち越された。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)は赤星について「ナイスピッチングですね」と称え「まあまあ、みんなでね、お兄ちゃんたちがそれを守って、あげればよかったけど、まあ…ですね」と悔しそうにコメント。2点リードの9回は開幕から2試合連続セーブを挙げたドラフト1位右腕・大勢の3連投を避けてデラロサをマウンドに送りだしたが、「彼の力は借りずに、とにかく先輩たちで何とか守り抜こうということでした」と説明した。

 また、復帰戦でいきなり先制二塁打を含む4打数4安打1打点と活躍した主将の坂本については「まあまあいいスタートをきったと思いますね」とコメント。9回2死三塁のサヨナラ機を逃した場面については「粘り強く戦ってはいますね、ええ。まあやっぱり、8回ね、9回、やっぱりうちのリリーフ陣のね。トップ2が、何とかっていうところはね、あります。まあ、直江はなかなか責められないところだと思いますね」とし、開幕カードを2勝1敗と勝ち越したことには「そうですね、まあいいスタート、きれたと思いますね」と話していた。

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2022年3月27日のニュース