巨人・坂本、復帰戦で圧巻4の4! 先制二塁打、安打、安打、最後も二塁打の打率10割でお役御免

[ 2022年3月27日 16:24 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中(3)>7回、坂本はこの日4安打目となる二塁打を放つ (撮影・森沢裕)
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 巨人のキャプテン、坂本勇人内野手(33)が今季初出場初先発となった中日戦(東京D)で初回の先制二塁打から4打席連続安打をマーク。7回で代走を出されて“お役御免”となった。

 坂本はオープン戦ラストマッチとなった21日の楽天戦(東京D)を欠場。左内腹斜筋筋損傷のため故障班に入り、レギュラーに定着した高卒2年目以降では初めて開幕戦を欠場した。だが、この日、1軍に再合流。試合前に出場選手登録され「2番・遊撃」で即先発出場した。

 すると、初回、無死三塁で回ってきた第1打席で先制となる左翼線二塁打。2回の第2打席で左前打、4回の第3打席でも左前打を放ち、3打席連続安打で一気に猛打賞を決めた。坂本はこれで通算172度目の猛打賞とし、171度で並んでいた王貞治(巨人)を超えて歴代単独8位に躍り出た。

 だが、それで終わらなかった。4―1のまま迎えた7回、先頭打者として入った第4打席でも右中間を抜く二塁打を放ち、ベース上で爽やかなスマイル。ここで開幕1、2戦で坂本の穴を埋めた広岡が代走に起用され、坂本は自身の開幕戦を4打数4安打の打率10割で締めくくった。4安打はいずれも昨季セ・リーグで最優秀防御率&最多奪三振の投手2冠に輝いた相手先発右腕・柳から。スーパースターらしい圧巻の“開幕戦”となった。

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