ソフトバンク栗原2戦連発&猛打賞 復調のきっかけはヤクルト村上の“金言”

[ 2022年3月27日 18:38 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―4日本ハム ( 2022年3月27日    ペイペイD )

<ソ・日 3>試合後に喜び合う移籍初勝利の藤井(左)と殊勲の栗原 (撮影・西川祐介)
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 ソフトバンク・栗原陵矢外野手(25)が2試合連続アーチを含む3安打と大暴れした。まずは1―0の初回2死一塁。日本ハム・吉田のフォークを捉え、弾丸ライナーで右翼テラス席に叩き込む2号2ラン。「ちょっと弾道が低かったけど、1番狭いところに入って良かった」と笑みがこぼれた。

 4回に二塁打、6回は右前に運び、サイクル安打にリーチ。三塁打が期待された4打席目は一ゴロに倒れ、「打席が終わってからスタッフに言われて気付いた。後悔です」とお立ち台で悔しがったが、堂々の今季初猛打賞だ。

 宮崎春季キャンプの実戦からオープン戦前半までは不振に苦しみ、構えなどを試行錯誤。悩めるバットマンは3月の神宮遠征でヤクルト・村上からヒントをもらった。「構えの時のグリップの持ち方、左手の使い方を教えてもらった。意識しているし、いいきっかけになった」。昨夏はともに東京五輪で金メダルに貢献した戦友。頼りなる後輩の言葉が浮上を支えた。 

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2022年3月27日のニュース