若菜嘉晴氏　ソフトバンクは打線のもう一押しが欲しい　ポイントの6番には打撃絶好調の牧原大を

パ・リーグ   ソフトバンク6－3日本ハム （ 2022年3月26日    ペイペイD ）

＜ソ・日2＞5回、柳田の2点適時打に盛り上がるソフトバンクベンチ（撮影・岡田　丈靖）　
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　【若菜嘉晴　視点】ソフトバンクの5回の攻撃は2死二塁から三森、佐藤直が四球を選んでつなぎ、柳田が2人の粘りに見事応えた。まだ本来の姿ではないだけに、調子を上げるきっかけにしてほしい。

　開幕から2試合続けてヒットは出たが、ファウルが逆方向にしか飛ばないことから分かるように球を捉えるポイントが近すぎる。狙い球の絞り方にも工夫が必要。これらをクリアすれば、打球に角度がついて長打も増えてくる。

　開幕2連勝となったが、楽には勝てなかったわけで、打線のもう一押しが欲しいところだ。ポイントとなりそうなのが6番。開幕戦は中村晃、この日はガルビスが無安打で切れ目となった。7回に代打で二塁打を放った打撃好調の牧原大を候補に挙げたい。クリーンアップ後の人選がうまくはまれば得点力はアップする。（スポニチ本紙評論家）