中日・柳 初回の4失点が痛かった…2回以降は復調も7回10安打5失点の大誤算

[ 2022年3月27日 16:20 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中3>初回 岡本和(右)に2ランを浴びる栁(撮影・久冨木 修)        
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 昨季、最優秀防御率と最多奪三振のセ・リーグ2冠に輝いた中日の柳裕也投手(27)が27日、巨人戦に先発し、7回を10安打5失点と大誤算の今季初登板となった。

 初回に巨人打線に飲み込まれた。坂本の左翼線適時二塁打でわずか6球で先制を許すと、岡本和、中田には連続被弾。初回だけで4失点という予想外の立ち上がりとなった。

 だが、2回以降は本来の投球に復調。6回までの5イニングでは、2安打に抑えた。7回に岡本和に追撃の適時打を許したが、2回以降ならば十分な内容。それだけに初回の4失点が、重くのしかかった。

 初戦をエースの大野雄で落とし、前日26日も2戦連続となる逆転負け。立浪新監督に初勝利をプレゼントしようと意気込んでいた竜の左腕エースも、勢いを止められなかった。

 昨年、同カードでは6試合登板で4勝0敗、防御率1・34と、お得意様にしていた巨人相手に予想外の今季スタートととなった。

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2022年3月27日のニュース