日本ハム開幕3連敗 新庄BIGBOSS 「3つ負けたので明日から後ろの名前を『ビッグボツ』にする」

[ 2022年3月27日 17:47 ]

パ・リーグ   日本ハム4ー6ソフトバンク ( 2022年3月27日    ペイペイD )

<ソ・日3>3連敗にガックリの新庄監督(撮影・中村 達也)
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 日本ハムは27日のソフトバンク第3戦(ペイペイD)に臨み、4-6で敗れ、18年以来4年ぶりの開幕3連敗を喫した。

 「9番・右翼」で今季初先発した万波が2点を追う5回1死二塁、相手先発・杉山の甘く入った136キロカットボールを左翼テラス席へと運んで同点2ラン。さらに押し出し四球で勝ち越した。

 先発に抜てきされた吉田は初回に3失点し、結局4回3失点で降板。5回から登板した2番手の池田が三森に中越え適時三塁打を浴びて再びリードを許した。6回には3番手・井口が1点を献上し、点差が広がった。6回以降、反撃のきっかけをつかめなかった。

 報道陣との試合後のやりとりは以下の通り。

 3つ負けたので明日から後ろ(背中)の名前を「ビッグボツ」にする(笑)でもね、惜しかったね、また。今日もね、いい試合したと思う。で、今日は万波くんのね、(本塁打が)出たし、個人個人がちょっとずつああいう結果を出していって、またね、大きく成長してもらえたいなと思います。ていうか、バランスいいですね、やっぱり。相手のソフトバンクは。なんか、点を取って逆転しても、またがってきそうな雰囲気めちゃくちゃあるし、見習うところは見習いたいなっていうふうに思いました。

 ――万波がすごい本塁打
 ね。これにはいろいろあって、いろんなアドバイスをもらって、で、いい結果につながったということで。そのアドバイスは言えないんですけど。まあまあ、振ることが一番彼にとってはね、振って振ってタイミングが合ってくる選手だと思うから、今後もね、がんがん振らせて。あとモイネロくん。初めて見たけど、いいっすね。いいわー。うち来ないかな笑。

 ――5回、渡辺に代走・石井の意図は
 そりゃね、もちろんあれは出すでしょ。あそこは。追いつけ(追い越せ)という。

 ――吉田については
 1回だけで、あとはもう何なら5回も6回もいかせたいくらい。ああいうのが成長につながるから。初回だけでしたよね。本当は三回で終わりの予定だったんでけど、いけと。経験しろということで。いきます、いきたいということで、いかせました。

 ――高評価ですね
 いいっすよ。あともう少しね、テンポさえうまく自分でつかめば大丈夫だと思いますよ。

 ――「札幌からが真剣勝負」と言っていた
 そうですね。札幌から。上沢くんが、びしっと、12回投げてくれると思うので。ははは笑。

 ―九回で決めたいですね
 あ、そっか笑。びしっと、三つ落としたので、さらに気合入れてもらって、いい試合を北海道のみんなに見せたいなと思います。ていうか野球面白いね。ピンチの場面とかチャンスの場面で選手たちが一生懸命、1球1球集中してね、食らいついている姿を見ていると、なんかじーんとします。

 ――改めて開幕3連敗について
 明日から、チーム名を「北海道日本ハムスクールウォーズ」にしようかな。

 ――厳しくなるということか?
 そう厳しくなる。

 ――帯同している選手はほとんど使った。
 そうね、これで気楽な気持ちというか。やっぱね、最初に出ておかないと。北海道に行って、また力んでしまうから。これから、どんどん入れ替えをガンガンやっていって、どんどん経験させていきながら、チーム作りをしていく。

 ――選手の表情も変わった
 やるぞという顔にしか見えない。歴史上で、開幕3連敗はうちだけ?

 ――新人監督の開幕3連敗は球団史上初
 よし。名前を残すのはいいことだ。ここから巻き返して、面白いシーズンにできればいい。

 ――万波選手については?
 よかった~。本塁打とか、タイミングの取り方とか、ボールまでのバットの出し方ね。キャンプ中からやれって。良かったもんね、キャンプ中もね。また、いい時の状態に戻った感じ。ちょっと打順を上げて、プレッシャーをかけて打たせたいな、という今日の打席だった。三振とかもね、タイミングが合わないと振れないから。いいと思う。

 ――9番は、気楽にいけということだったか。
 いやいや、そんなことない。まあ、9番っていっても、1番の感覚だったかな。9番でも1番の感じでいってほしいっていうのがあった。まあ打順はね、誰も分かってない。きょう何番?俺何番?って感じだから。打順はそんなにね、キャンプからやってきて、みんなも『きょうは7番か』『きょうは2番か、3番か』って感じの気持ちにはさせてるので。これが、ずっと3番を打たせてて、6番にしたら、俺も経験あるんですけど、下がってしまうと、え、自分の調子悪い、悪くなってきたやばいやばいやばいっていう、硬くなる気持ちっていうのは最悪の状態に追い込んでしまうから。計算して。

 ――札幌では試合もサプライズがある?
 いや、札幌からちょい真面目。真剣に。まあまあ、見といてください。あの、遊びに来たわけじゃないからね、俺はここに(笑)。真剣の中で、遊び心を持って、野球は楽しいものなんだよっていう、そういう。でもね、ある意味、格闘技じゃないけど、試合前の煽り合いっていうのは、やっぱり、相手のファンはグアーっと、ね、時代になっても面白いんじゃないかなってね。昔だってそうだったと思いますよ。なんか、さあ、試合やって勝ちましょう。じゃなく、あおりあいって言うのはやっていきたいなって思いますけどね。おれたちだけじゃないくて、ほかのチームもね、やってほしいなって思いますね。徐々に徐々にそういうふうになってくれたら、さらにこう、盛り上がるだろうし。本当は帽子なんて取りたくないんですよね。試合が始まる前に、宜しくお願いしますって。ほぼほぼ先輩やから。

 ――試合前に藤本監督と話していたが
 僕たちのチームはこれから勉強して成長していかないといけないチームで、一つだけアドバイスを聞いて、藤本監督って2軍と3軍の方での経験をものすごく長くされていた方なので、まあうちのチームはそういうレベルのチームで、ソフトバンクが強くなった、昔はね、やっぱり強くなくて、でその中に藤本さんとかいたと思うから。そういうアドバイスを聞いて、教えてもらった。その内容は言えないけど。参考にしていきたいなと思う。まあ去年が4位だったわけでしょ?それまでずっと日本一でそりゃ、レベルはかなりね高いチームで。そら、もっともっともっとですよ。もっともっとふじもっとって言ってましたよ。テレビで。うまいって。それかけてるのかな。一番最初のメンバー交換でピアノ持っていこうかなと思った(笑)

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