阪神・渡辺「1軍で活躍しなければ意味がない」 支配下契約締結も開幕戦の村上斬りへ決意新た

[ 2022年3月23日 05:30 ]

<阪神1軍練習>キャッチボールをする渡辺(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は22日、渡辺雄大投手(30)との支配下選手契約の締結を発表した。背番号は128から92へ変更。甲子園室内での全体練習ではチームメートから祝福され、「1軍で活躍しなければ意味がない」と決意を新たにした。

 昨秋にソフトバンクを戦力外。育成から再びはい上がり、両親、妻、1歳の長女にも感謝した。特に「物欲がない」という妻には「欲しい物が見つかったら、おいおいプレゼントできたら」と笑顔を浮かべた。

 “左キラー”としてフル回転が期待される存在。開幕戦で激突するヤクルトの主砲・村上とのマッチアップもイメージしている。「対戦を重ねながら(攻め方を)考えていきたい」。身を粉にして、勝利に貢献する覚悟は十分だ。 (遠藤 礼)

 ◇渡辺 雄大(わたなべ・ゆうた)1991年(平3)9月19日生まれ、新潟県出身の30歳。中越では甲子園出場なし。青学大、BC・新潟を経て17年育成ドラフト6位でソフトバンク入団。20年8月31日に支配下登録され、9月4日ロッテ戦で1軍初登板。21年オフに自由契約。育成で阪神移籍。1メートル85、84キロ。左投げ左打ち。

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2022年3月23日のニュース